春は出会いと別れの季節でもあります。
私の会社の社員で以前から海外で働きたいと希望を持った女性従業員が3月末で退社しました。今は状況的に海外に行くことができないので言葉や準備に時間を取るそうです。
娘が大変よくなついてお姉さんのように慕っていました。しかし女性従業員も私の娘になんて報告するか大変迷い私自身もデリカシーのないまま伝えると大変なことになるとおびえていました。
娘はなぜか勘が働くのか、数か月前より彼女のことをよく口にすることが多くなり、口癖のように彼女が居なくなったら私寂しいからなどと言うようになりました。
その都度私たちは怯えていたのですが、ついに3月31日運命の日が訪れました。
女性従業員がやさしく事情を説明したら当然号泣し、見ているこっちが涙物のお別れとなりました。あんなに悲しげな泣き方をしている娘を見るのは初めてで、何もしてあげれない父親の情けなさが身に沁みました。
女性従業員が退職した次の日、娘が心配でLINEで何度か連絡を取りやさしく声掛けをしました。娘からの返事で一番効いたのは「○○さん居ないんだよね？」と一言。
さすがに心に効きました。よく慕っていたので本当に悲しく思いつらい一日でした。
その日自宅に帰ると、想像していたより娘は元気でした。理由を聞いてい見ると朝から女性従業員とLINEをしていたそうです。そして「次のステップに行くために見送るねん！」と必死にアフターフォローをしてくれた元従業員に感謝です。
しかし回復が早いね～！
