子供と一緒にお風呂に入るのは、一日の締めくくりの楽しみでもあります。生まれたばかりの赤ちゃんのデリケートな肌をどうやって洗ったらいいのか悩んだ末、ガーゼも海綿も使わず、手で洗うことにしました。両親の手助けは全く得ることが出来ず、私自身が知識をつけて子育てをすと決めて、挑んだ育児の中から学んだことを少々お話したいと思います。
手で洗うことがお肌にとって心地の良いこと
フランスの51%もの人たちは入浴時、体を洗うのは手で洗っているそうです。
私たち日本人はナイロンタオルで洗っている方が大変多いそうですが、最近ではナイロンタオルが体に悪い影響を与えることが周知されて来て久のですが、サッパリ感を求めてついついきつめに洗ってしまい、そのうちより強く洗うことに慣れてきて体が黒ずんだり、乾燥肌になってしまうケースが大変多いように聞きます。
優しく優しく扱うのがコツ
生まれたての赤ちゃんの肌を洗うときは、そっと優しく洗います。しかし大人も赤ちゃんもお肌に変わりはありません。確かに大人の肌のほうが多少刺激には強いかもしれませんが、強い刺激の影響で乾燥肌や黒皮症で悩まされていたりしますが、それが体を洗うときに使っているナイロンタオルが原因とは気が付いてない人が大半ではないでしょうか?確かにナイロンタオルが全ての原因ではありませんが、強くこすることにより、大切なものを失っているのです。
体に付着している善玉菌
体には常に人間の体に良い影響を及ぼす善玉菌が付着しています。体を洗うときに強くこすったり、必要以上に過剰に洗うことにより流れてしまうことがあります。全体の10%程度が残っていれば数時間後には体の全体を善玉菌が覆ってくれるそうですが、その善玉菌こそが皮膚のバリアゾーンなのです。
強くこすると体臭も気になる
善玉菌が流れ出て、悪玉菌が増えると体臭の原因にもなるそうです。においが気になるからとついつい強くこすりがちですが、体臭が気になったときは優しく手で洗うほうが臭いは気にならないのかもしれませんね。
赤ちゃんのお肌同様、私たち大人の肌もデリケートにそしてセンシティブに扱ってあげたいものです。ここで思い切って手で洗う習慣を付けてみてはいかがですか?