抜け毛と言うと、男性の問題と言うイメージがついていますが、近年女性の脱毛も深刻です。女性の場合は男性と違い全体的に薄くなってくる「びまん性脱毛症」が多いのですが、分け目が薄くなったり、全体的にボリュームが無くなる、髪が細くなると言った、全体的に症状が出てくることが多いのです。主に加齢によるホルモンのバランスやストレス、不規則な生活や食生活が関係しています。
男性ホルモンが影響している
女性の身体の中にも微量にある男性ホルモン。特に閉経後にはホルモンのバランスを何らかの原因で崩す事が原因で男性ホルモンが優位に働くようになることがあります。男性ホルモンが優位になると抜け毛や髪が細くなるといった男性特有と思われる症状が出てきます。早い方で30代から症状が見受けられるくらい深刻な悩みでもあります。
抜け毛を誘発すること
女性の場合は男性には無い女性独特の出来事があります。出産等が代表的ですが、髪をまとめるなど男性には特に必要としない女性ならではの習慣が沢山あります。出産後一気に髪が抜ける分娩後脱毛症は出産後5ヶ月から7ヶ月ぐらいに根元から元気良く生えている短い髪の毛を見て元気がなくなることもありますが、根元から元気良く生えている髪の毛を見て、逆に元気になってほしいものです。出産と授乳をする女性にとって子供を育てると言う行動が最優先となるので、身体もどこかで子供に優先的に栄養を与える為に必要の無いところは省くのでしょうね。子供に沢山の栄養を与える事が最優先なのですから、母親も頑張ってたんぱく質を初め各種栄養をしっかりと取らないと出産後の体調とその後の女性としての美容が大きく変わってきます。
必要なことは栄養補給
仕事、毎日の家事、そして育児など女性もどちらかと言うと自分本位ではなく、他人本位で1日のスケジュールをこなさなければいけない職業が主婦業です。主婦でなくとも忙しい毎日を送っている女性共々、気をつけてほしいことは毎日の食事です。髪の毛やお肌などは毎日の栄養でコンディションが大きく変わります。髪やお肌はケラチンと言うたんぱく質から出来ています。美しい髪やお肌を作るのに十分すぎるほどのたんぱく質が無ければ美肌、美髪は作られません。しかし忙しさのあまり毎日の食事を見直すと、炭水化物であるおにぎりや麵類、パンなどの炭水化物中心の食事になっていませんか?美と健康を目指すには食事が大切です。食事でしっかりとバランスよく3大栄養素をとるようにしましょう。
頭皮にも目を向けてほしい
頭皮の衛生も大切ですが、シャンプー剤やトリートメント剤にも目を向けて抜け毛を発生させにくい商品を選ぶことも大切です。毎日使用するものだから直接髪や肌に影響が出ます。シャンプー時の泡は顔や背中、首筋などに流れます。頭皮に気を使い、シャンプーで洗顔しても大丈夫なくらいのシャンプー剤を選び髪だけでなく頭皮のコンディションにも気をつけてあげてほしいものです。髪は頭皮の毛穴から生えてきます。その毛穴が何らかの原因でふさがっていると生えたくとも生えてこなくなるのが髪の毛です。 にほんブログ村