普段は優しい息子ですが、さすがに妹に負けて、同級生に笑われていては息子もプライドが傷ついたのでしょう。
いつもは人の言うことをあまり聞かないので「おばか」丸出しの息子も、今日ばかりは一語一句漏らさずに聞こうという姿勢が見て取れます。返事もスポーツマンらしく「ﾊｲ」と気持ちの良い返事が返ってきます。
「普段から自転車に沢山乗って遊んでいるので、走行距離の総数はすでに東京→
大阪間を往復できるくらい走っている。」
まずは原因を突き止めるべく水中で泳ぎを見たりして観察すると、あれあれ・・・・・・
どうも息を水の中で出していない。呼吸で顔を出したときに息を吸っているのも怪しい。
本人に直接聞いてみると。ずばり呼吸をしていないと言います。という事は呼吸の限界と泳げる距離が一緒となります。
泳ぐ前に呼吸のトレーニングをして正しく呼吸を教えました。
するとなんと驚くことに、泳法も安定して一気に１２．５ｍ泳いでしまいました。
後は適当に遊ばせていたら、なんと２５ｍ泳いでいました。
とにかく褒める、そして褒める。
チャレンジして達成したら馬鹿みたいに褒める。
本人も調子に乗りぐいぐい伸びていきますが、どこまでも上っていくのでいい加減なところで落とさないときりがありません。
息子は一気にお兄ちゃんの威厳を取り戻し、調子こいてこんなこと言ってました。
「パパは教えるのうまいな～、今のスイミングやめてパパのスイミングにはいるわ～」
パパが教えるのが上手いのではなく、息子よお前が偉いんだよ～
褒められると調子に乗るその性格が良いんだよ～(笑）
その調子でがんばれ～、きっとお前なら将来のトライアスリートになれる。
