心拍数が気になる。

あと少しで、3.11なのですが、月日の経つのがとっても早く、あの悲惨な出来事から2年も過ぎようとしているなんてとても信じられません。
Webには震災の悲惨な動画が数多くありますが、人間が何年もかけて作ったものが津波によってほんの数分で街が流れてしまうなんて、自然の驚異とかそんなもので片付くような事ではないよう思います。

当時の私は、震災の数日前に車を購入するのに契約したばかりでした。
本来は、ゴールデンウィーク頃に納車の予定でした。
しかし震災によって、納車日がいつになるかわからないと連絡がありました。
結局半年後の9月に納車になりました。
自動車の工場も操業停止状態で、日本が麻痺していたんだと痛感されました。

2年前の自分を省みてみると、カラダを動かすことなど全くと言っていいほど無く、
健康診断では、高血圧、高脂血症、心臓肥大、肥満、などなど、成人病のデパートみたいな感じでした。
当然高血圧なので運動をすれば脳の血管が切れて、身体のどこかの血栓が飛んでえらいことになりそうでした。
体も重いので動かそうにも動けない。
おまけに膝まで痛くなっていました。
そんな状態で当然心拍数など気にしたこともないのです。
そんな私が自転車と出会って、今では心拍数まで気にするようになったことは素晴らしいことだと思っています。

この自転車が私の健康を取り戻してくれたのです。

食べないでダイエットとか、数多くのダイエットがありますが、簡単に言えば、
摂取カロリーから消費カロリーを引いて残ったカロリーがマイナスなら痩せていくわけで、
そのバランスだと思います。
しかも食べずにダイエットのリスクに、リバウンドという怖いものがあります。
私は、何気なく自転車に乗り体重もウエストも減り、中性脂肪始め血液検査では以前と比べ物にならないくらいの健康体になりました。
結局、楽して痩せるの図式などないことを痛感しました。

心拍数計を面白いおもちゃのように遊んでいるのですが、つけてみて初めて分かることもたくさんあります。
階段はすぐに心拍数が上がるとか、安静にしていると意外と心拍数は低いものだとか、
今では私の体の中を教えてくれる楽しいおもちゃとなっています。

走っている時の心拍数150と自転車の150は全く違いますね。
自転車でも坂をちょっと登るとすぐに150になります。
先日平坦な道で思いっきり漕いだら、１６０位になりました。
先ほどジムで走っている時の心拍数を見ていると、自分の感覚では流している感じでも心拍数は、平気で150を超えてしまいます。
私の最大心拍数は簡易式の計算ではどうやら１７０なのですが、１６０という数字は９４％位になったことになります。
人によってその計算は違うのではないかと思ってきました。
コメントを頂いた方の意見でも正式な測り方はたくさんあるようで、適切に教えていただいたので、一度自分の最大心拍数を測ってみようと思います。

しかし、50歳になりよく言いますが、「もう年だから」などという言葉は、実際には気力が減退しているからそう思うものかもしれません。
気力が減っているから、動かなくなり体力がなくなるのか？
体力がないから動かなくなり、気力がなくなるのか？
どっちにしろ、今の私は2年前の私と比べるとこまめに動き、元気になり、そしてこの年でも筋肉が付き始めしまってきて、まだまだこれからだと痛感させられます。
どこまで行けるかわかりませんが、目で見てわからない心臓の動きを心拍数計で確認しながら鍛えていこうと思った50歳の春でした(笑）

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