時々自分のブログを見返して子供たちが小さかった時のことを思い出して、「あ~ブログってなんていいんだろう」私がたどって来た足跡や、子供の成長そして何より懐かしい思い出に浸ることができます。
そして大きな節目、小学校を卒業して中学校に初めて行くときの玄関でのワンショットです。私もはっきり覚えています。中学に初めて行くとき玄関に座りかばんを漁りそして靴の紐を縛り母の「気をつけて行ってらっしゃい」の一言に振り向かずに学校に向かったときのことを。
今、自分が母の気持ちになっているような気がしました。あのときの母も、今の私のような気持ちで我が息子の旅立ちを見守ってくれていたのだろう。そう思うと親の気持ちがひしひしと伝わってきます。
数十年前の私は初めて中学校に登校し、同じクラスに今まで見たことも無い私好みの美女を見て一目でほれてしまうことになるのですが、息子の運命はどうなるのでしょうか?(笑)結局我慢できずに5日後告白するのですが、見事に振られました。
中学に進学後5日間で女子に告白し、残りの1年間なんとも言えない虚しい気持ちになったことは言うまでも無く、相手にも嫌な気持ちで1年を過ごさせてしまったことに大変後悔をしています。
この時私12歳、この世のどこかに私の人生の伴侶が今どこかで何かをしていると思っていたのですが、妻との年の差が20年。私の妻がこの世に生まれるまで後8年。いくらテレパシーで探しても気配すら感じなかったのは生まれていなかったから仕方が無いことです。
何気ない息子の中学初登校の1枚の写真から懐かしい昔の自分の姿を思い出したお話でした。