行けるもんだ、嵐山

いつもは子供のペースで走ってきた、子供的ロングライド。
しかし今回は大人が5人の子供2人。
１００％子供のペースではいきません。子供もそのへんはわかっているみたいです。
気合の入り方がいつもと違います。

朝10時に集合、軽く準備体操をして自転車に乗り込みスタートです。
天候は言い分のないくらいの好天気です。気温も適度で走っているとうっすら汗をかくくらいのベストコンディションです。
親子サイクリストも多いのもGWだからでしょうか？
いや、きっと春だからかもしれません。
普通のママチャリに子供を乗せてのサイクリストも多く見ます。
家族でサイクリングは平和な感じがいい感じです。

実際に小学2年生と年長の5歳の娘が御幸橋から嵐山の渡月橋まで走れるのか心配でした。
途中小さなトラブルもありました。
道中2本ほど橋を超えるのですが、交通量の多い橋では歩道を通るのですが、中学生の部活の生徒がどこかへ遠征でしょうか？軍団で歩道を歩いていました。
その後ろは自転車や歩行者が渋滞です。
たまたまひとりの生徒のカバンが長男のハンドルに直撃、急激にハンドルが切られて転倒したのです。
怪我とかは無かったのですが、びっくりした長男は転倒後泣き出してしまいました。
引率の先生も気を使って声をかけてくれました。行儀が悪いと思ったのですが、無理に追い越そうとした長男にも非はあるし、自転車は基本車道なのでわざわざ声をかけて心配してくれた先生に軽く会釈して先を進みます。

相変わらず燃費の悪い子供達ですが、水分補給とオヤツ補給でちょくちょく休憩です。
職場の同僚もゆっくりペースで進み、遠く思えた渡月橋も近く感じているようです。

無事に木津川、桂川サイクリングロード起点にやってきました。
昨年自転車を乗り始めてまだ間もない頃、初めて来た時は吹雪でした。
懐かしく思えるのですが、ほんの4ヶ月前の出来事です。

団子や湯豆腐、ソフトクリームなどでお腹を満たしたら、メンバーの一人が眠いといいだし、ベンチで仮眠。残りのメンバーは嵐山散策です。
路地に入ったお店で腹ごしらえをしてご満悦です。

さすがにＧＷの嵐山は人ごみですごい。当然サイクリングロードもロードバイクの特急列車ばかりです。
子供はよそ見ばかりするので予期せぬ動きで危ない場面もありましたが、経験を積んでマナーとテクニックをマスターしてもらいたいものです。

帰りも同じペースで走っていたいのですが、ひとつ問題が発生しました。
思いのほか時間がかかり、御幸橋の駐車場は17時にゲートが閉まるので、車できたものだけ先に走り、時間を追いかけます。
それ以外のメンバーは子供にペースを合わせて後から走ってきてもらうことにしました。
帰りはとんでもない向かい風。時間との戦いです。
ほぼ休憩なしで15分前に到着できその25分後子供達も無事に到着しました。
しかし、娘の大きな泣き声が聞こえ、どうやら車列からちぎれて走る気力を失い、妻に怒られたり、なだめられたりしながら、大きな声で泣きながら走っている姿を見ていると、まるでスパルタ教育のようでした。当然すれ違うチャリダーの多くもそのように思ったのでしょう。(笑）
ほぼノンストップで走ってきたらしいのですが、泣きながらでもたいしたものです。

総距離５０．５km
子供でもこれだけの距離を走ることが出来るのだと今回のメンバーもびっくりしていましたが、一番びっくりしたのは「また行こうね！」と子供たちが言ったことに親がびっくりでした。

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