ひっつきむし

関東地方や一部では桜の満開宣言がで、過去観測史上第2位だといいます。
私が自転車に乗り始めたのが、10月の終わり。
これから寒くなり、日も短くなってきて、なんとなく新しいことを始めた割には、何となくさみしい季節でした。
しばらくすると寒くなり、ロングライドができるようになってきた時には、すでに雪が舞い散る季節となっていました。

待ち遠しい春に夢見て、寒さを忍んで自転車に乗っていました。
登れない坂道も登れるようになり、日も長くなり、暖かくなってきて、気がつけば桜満開のこの春。
今の季節を大切にしないとすぐに過ぎてしまう、そんな気がしてやまない日々です。

先日子供たちは新車に乗り、大はしゃぎしています。
別に教えたわけでもないのですが、自転車のタイヤが凸凹になっているのを見て、
「この自転車は泥道でも走れるんやね?」と言って道でもないところを走ています。
どこを走ってきたのか知りませんが、子供と遊んでいると本当に懐かしい事が多く起きます。

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よく見てみると、「ひっつきむし」と大阪では言うみたいですが、私の子供の頃は、「泥棒」と言いました。
そのひっつきむしがズボンの裾にいっぱいつけて帰ってきました。
本当に懐かしい出来事でした。
大人が行かない場所に子供が行くから子供にしか経験できないような事が起きるのでしょう。
私にはここ何十年もついたことがありません。
大人になるにつれて、子供と大人の境界線ができてくるのでしょうね。

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最近の子供自転車は変速はもちろんサイコンもついていて、何キロ出ているのか見えるのでより楽しそうです。
ただ、娘は5歳とあって、変速のグリップを回すことができないので、いったん停止し、私が変速を変えてまた乗ります。
やはり5歳の娘には握力が足りないようです。
しかもグリップからブレーキレバーまでの距離があり、指が短いので届かず、ブレーキをかけるときはハンドルのバランスを崩し、転けそうになっています。
一度ブレーキレバーの調整をしてあげないと危険な気がします。
しかし、この春は家族で休日の度に自転車でサイクリングに行ける予定です。


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