リゾートホテルは日本に数多くありますが、私が知っているリゾートホテルなんてほんの一握りで世の中には本当に沢山のホテルがあります。全国でホテル営業施設数は9,879施設、旅館営業施設数は4万1,899施設、簡易宿所数は2万6,349施設と合計7万8,124施設(平成27年3月厚生省調べ)とこんなにも有るのです。1日1軒泊まったとして214年もかかる計算です。とてもじゃないけど生きてる間に回ることなんて到底できっこない計算になるわけです。ホテルだけで見てみても約1万軒近いホテルが日本にはあるのです。だから私が「このホテルいいですよ」と言ってもどこと比較しているのですか?となるわけで、自分の過去の泊まったホテルの中で「比較的好き」というレベルだと思います。
前置きが大変長くなりましたが、エクシブだけでも30を越える施設が有るのですが、私はグランドエクシブ鳥羽がお気に入りです。エクシブ人気投票なんて明確ではないのですが、だいたいビリから2番目。正確に把握できないけど稼働率で調べてもやはりブービーのビリから2番目。
通常のエクシブ利用者は最近誕生した離宮シリーズや別邸シリーズ、もしくはベイコートに人気が集まるでしょう。オールドエクシブと言われている初期のエクシブは人気も消えうせて繁忙期の繋ぎ的に利用されているのでしょう。実際に鳥羽の本館は平日はクローズしています。
私からするとリゾートの楽しみ方が違うのかもしれませんが、皆さんはリゾートホテルでの楽しみ方はどんな感じでしょうか?
どちらかと言えば癒しの方が多いと思うのですが、私のリゾートの考え方はアクティブ派なのです。つまりプールとジムは重要かつ必須なのです。そしてエクシブでプールとジムを兼ね備えている施設は軽井沢と鳥羽になります。エクシブも鳥羽を皮切りに伊豆、白浜そして軽井沢と1987年の鳥羽から3年後に軽井沢です。その当時のリゾートトラストの考え方はリゾートとはジムやプールもふくまれていると想像できます。現に鳥羽、白浜、軽井沢の3施設にはジムが付帯されているのです。
(幸せそうに高級リゾートホテルで筋トレをする息子は中学生です。贅沢な!!)
残念な事にそれ以外のエクシブではプールはあるのですが、室内プールも少なくジムに関してはこの3施設に限られてしまいます。軽井沢のプールは25m5コースと本格的ですが、鳥羽と白浜の屋内プールは中途半端すぎて何メートルかも考えられないプールなのです。
結局エクシブのコンセプトは時代とともにアクティブから癒しへと移り変わり各施設にはしっかりとエステやスパが充実しています。私の勝手なエクシブ評価はアスレチックジムとプールで肉体を鍛えて美味しい料理で心と身体を癒す。しかも関西から2時間くらいの時間で行けるエクシブ鳥羽は私にしては最高のリゾートホテルなのです。最近のエクシブのリゾート感覚は和風の琳派モダンとなり日本の華麗な美をイメージしています。しかしリゾートとは南国のイメージなのは時代遅れの私だけなのでしょうか?