キャノンボール

世の中には変わったとでも言うのか?
奇特とでも言うのか?
東京⇔大阪を自転車で24時間以内を目指し走る人がいます。
ルールと言うルールは自転車で、交通ルールを守り、自力で走る事ぐらい。
ルートも自由で、出発時間も自分で決めれる。
大会のように日が決まっているわけでもなく、自分がこの日と決めたらその日が決行日!
そんなキャノンボールをこの極寒の2月に決行しようとしている大学生がいました。

早速キャノボ専用ページやツイッターで賑やかにやっておりました。
そのサイトはキャノンボールをする人を支援するサイトらしく、今回のチャレンジャーは大学生の人でした。
何気に見て、気になりだし、そしてよくよく読んでいると「今どこ」と言うアプリを使用してキャノンボーラーをGPSで追跡でいるようになっているらしいです。
お昼の2時ごろ出発です。
スタート場所は以前私も記念撮影してきたあの場所!

image
国道1号線の大阪からの出発地点です。
ここから数多くのキャノンボーラーが出発したのでしょう。

まぁ出発の頃は私は仕事であまり一生懸命見ることが出来ないのですが、仕事が終わり色々見て回っていると、現在どこを走っているのか一目瞭然で判ります。
気になって気になって、ツイッターでも色々ささやいています。
専門サイトでも情報を色々教えてくれます。
いろいろな方が応援メッセージを書き込みしていました。

夜も気になり、「今頃このへんか~」等と考えながら見ていました。
いぁ、応援していました。
深夜、気温も下がってきて寒いだろうな~などと思っていると、やはり寒さのために牛丼やに入ったそうです。
その時の囁きが、「凍え死ぬよりまし!」という囁きを聞き相当寒いのだろうと思いながら布団に入りましたが、気になりもう寝ることも出来ないくらい興奮していました。
結局一晩中携帯とにらめっこして彼の行方をWebからですが追いました。

朝いつものように自転車で出勤しましたが、かなり寒い!
これから箱根越えをする彼は大丈夫なのだろうか?
明け方に金谷峠を走ってるはずだがどうだったんだろう?
心配で今日一日仕事が手に付かないような気配でした。

金谷峠ではボトルの水が凍っていて飲めなかったそうです!
それには大声で笑ってしまったそうですが、見た面はイケメンの坊ちゃん風の青年ですが、性根座った大胆な男なのですね。

結局24時間以内の走破は無理でしたが、ついついツイッタにーメッセージを送ってしまいました。
どこの誰か判らないおっさんがメッセージを送ってもいいのかとも思いましたが、ゴールしたときの彼の事を思うとついつい送ってしまいました。
しばらくして彼は律儀に返事をくれました。
さすがに素晴らし青年だと思いました。

何だか本当におっさんが若者を見守るような感じで書きましたが、
自転車を始めたきっかけが、ある人のブログでキャノンボール挑戦のレポートを読んでのことでした。
自分もチャレンジしてみたいと思ってのことでした。
550km24時間チャレンジ。
自分が思っているほど楽なことではないことなど承知の上!
しかし、実際に自分の年齢で出来るのだろうか?
チャレンジをしたいと思っている自分の現状を目の当たりにしてこれほどまでに「若さ」が恋しく感じたことは有りません。

彼が東京にゴールしての夜。私は息子にキャノンボールのことを話しました。
まだ小学1年生の息子ですが、自転車になると真剣に話を聞いてくれます。
息子は距離的感覚も無く、高校生になったらチャレンジすると言いました。
私も心の中では一緒にチャレンジしてみたいと思いましたが、話の途中で私は今50歳。
息子が高校生になるまでに後10年・・・・・
息子に希望を託し・・・・と思ったのですが、
まぁ先のことは気にせずに可能性だけを夢見てがんばってみることがいいことではないのでしょうか?(笑)

実際に2kmも走ると筋肉痛になっていた私の足も、今は100km近く走れます。
今春は時間をとり一人ブルベ200kmをやってみようと考えています。
身体も絞れてきてお腹だけでなく顔まで小さくなってきました。(笑)
案外50歳はこれからなのかもしれません。

夢に向かってがんばっている「おっさん」に共感できる方は押してやってください(笑)

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