連日最高気温を更新する日本列島にもかかわらず、私の職場から見える景色にはローディー達が果敢にも熱い日差しを浴びながら何処かに走りに行くのが見えます。
そして、汗だくで熱中症になりそうになりながら走っているランナーも見えます。
ものすごい猛者がいるものだと思いながら、何故か私も滝のように流れる汗をかきたいと思ってしまうところがヘタレながら自称「故障中のアスリート」の所以でしょうか？(笑）
しかしこの猛暑の中走っている人たちはヤケっぱちなのでしょうか？
そんなヤケっぱちにさせるような人生的イベントが先日発生しました。
私には前妻との間の28歳になる娘がいます。
先日その娘から俗に言う「あって欲しい人がいるのですが？」と連絡がありました。
ついにその日が来たかと決心を固めどんな男かと心の中で想像をふくらませてきました。
そして遂に娘の連れてくる「男」と始めて会うと言うイベントをこなしてきました。
なかなか精神的に辛かったが、心の中から本当に嬉しかったと言う訳のわからないイベントに心が悲鳴をあげています。(笑）
会う前日は本当に心が複雑で、妄想が尽きません。
夢にまで出てくる始末で、心の小さなオヤジの心を傷つける怖いイベントでした。
富士急ハイランドの幽霊病院の方が心拍数は絶対に少ないような気がしました。
もしかして、私と変わらない年の男が出てきたら・・・・・・
其の辺を徘徊しているどヤンキーだったら・・・・・・
仕事をしないどうしょうもない「だめ男」だったら・・・・・
考えると眠れませんでした。
一緒に軽く昼食をとる約束をして、
意を決して待ち合わせ場所に到着すると既に2人は座席についていました。
後ろ斜め45度の角度から見える彼氏の姿に一応若さが伝わってきました。
問題は１つクリアー。
テーブルに近づくと気配を感じて直立不動に立つ姿に実直な性格が垣間見れました。
これもクリアー。
内心「俺様帝国の王様」のような奴だったら頚椎症で腰痛で戦えばすぐに負けるかもしれないが、ぶん殴るつもりでした。
しかし昔から「娘の選んだ男に文句を言わない」と固く誓った自分との契に心が震えます。
席に着くなり、ついつい私の方から自己紹介をして、話し始めると真剣に人の言葉に耳を傾ける姿勢に感心をして、偉そうにオヤジを気取り、いくつか質問しました。
正直、非の打ち所が無い立派な青年でした。
やはり娘の選んだ相手に文句は言わないと、心のどこかで決めていたのですが、
2人を目の前にして娘の幼かった頃の思い出が本当に走馬灯のように巡り巡って、もっと話をしたかったのですが、涙が出そうになったので1時間くらいで「用事があると」言って席を立ちました。
何ともヘタレオヤジのダメっぷりに愛想がつきました。
早く結婚はして欲しかったが、いざとなると複雑でした。
そのうち娘夫婦にも子供ができると私も老人の仲間入りです。
やってきたか～人生のイベント後半戦！どうなることやら～
これを機会に焼けっクソ人生になりそうな気がしてきた(笑）
