ベートーベンピアノソナタ月光への道2

2度目のレッスンに行ってきました。娘はバイエルに沿って基本からしっかりとレッスンを受けています。私は楽譜を読めなくてもいいので「月光第一楽章」のみ弾けるようにとお願いしていたのですが、自宅でトレーニングをしていると何だか変なときがあります。つまり記憶に頼らなければならないのですが、あてすっぽなところも有り、いい加減なわけです。結局楽譜に頼るわけで、今までほぼ音楽と接点の無い人生を歩んできた私は楽譜の知識は小学生以下です。覚悟決めて楽譜に頼ったレッスンに変更してもらいました。

自宅に電子ピアノが来てからは、娘が寝てからイヤホン付けて鍵盤をトントントントンと叩くのですが、この月光という曲は最初のほうは若干中心より左寄りなわけで、そのうち真ん中から全体に広がるのでしょうが、最初の方で右往左往していると右手の手首が非常に痛くなってきています。俗に言う腱鞘炎になりかけているのでしょうね。

家族からは飽きもせずに何時間も凄いと言われているものの、習得状況は超スローペースなのです。ピアノの先生のレッスンは週一回の1時間ですが、仕事の都合が付かなかったり、用事だったりと娘が4回行ってる間に私は2回と非常に不真面目な生徒です。その分、自力で何とかしないとと思いipadでyoutubeを見ながら必死の思いで7小節までできる様になりました。

娘がレッスンに行った時、先生に「お父さんは練習してる?」と聞かれて「もの凄く練習してます」と子供は嘘をつけないので、一番行って欲しくないことを言ってしまい、私としては先生の期待が高くなる恐れがあり、非常に恐怖心を覚えていました。で、2回目のレッスンです。

先生は楽譜1枚くらいできるようになった様な目線で「娘さんからもの凄く上手にたくさん弾ける様になったって聞きましたよ」と案の上のお言葉を頂、私も期待にこたえないといけないと言うプレッシャーに打ち勝つべく披露しました。

弾き終わり、そして先生が一言・・・・・・

「さぁ続けてください~♪」

「ここまでしか弾けません」

もうね、笑うしかないですよ。

腱鞘炎になりかけるまで練習していたからもっと褒めてくれると思ったら、肩透かしを食らった様なトーンで「あら~♪よくがんばったわね♪すごいわぁ~」とわざとらしく言ってくれました。(笑)

まったくの素人がそんなに直ぐに弾けるようになるのでしょうか?重いプレッシャーの中がんばって完食ならぬ完曲させます。あぁ~情けない。

今日までの成果・・・・7小節まで弾けるようになった。間違え多し!

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