ベートーベンピアノソナタ月光への道3

早いもので、ピアノのレッスンを始めて1ヶ月が過ぎました。何でも一ヶ月真面目に1日1時間以上積み重ねてゆくとそれなりの成果が出てきます。まったく音楽に興味の無かった私でも音楽に興味が出てきてベートーベンがどんな気持ちで作曲したかとか、その音楽の時代背景などが気になり調べてみたりとどんどん音楽の世界に引き込まれてゆきます。

しかし何にでも「壁」と言うものがあるのですが、私の今回の「壁」と言うのはとっても低くく、飛び越えようと思えばいとも簡単に飛び越えれる「壁」なのですが、何だかやる気が出ないのです。先生に教えてもらったりipadでyoutubeを見ながら覚えたりして進んでいくのですが、この1ヶ月で12小節しか進んでいません。しかしその12小節目で小さく挫折しているのです。8小節目で指を大きく開くところが有るのですが、そこの繋ぎが気持ちよく決まりません。そしてその後、単調に続いた後12小節で左手が忙しくなり、右手も楽譜を見ると♯とナチュラルという記号が出てきてまったく分かりません。その先の13小節目にトライしようと思うと今まで上の段に書いてあった音符が下に移動している。
「あ~なんてことだ、学生の頃、音楽を一生懸命勉強して楽譜の基礎ぐらいお勉強しておくべきだった」そう嘆いても後の祭り。下から数えても上から数えてもどうやら上の段とでは音符の位置が違うようなのでまったく持って意味不明になっています。完全に素人の発言をお許し下さい。音符って数えるものだっけ?(笑)

このタイミングの悪い中GWに突入してピアノの先生は今週レッスンなし。あ~早く教えて欲しい。何度やっても音があわない。youtubeは早くて分からん。しかも左手が痛い。腰も痛い。

そんな落ち込んでやる気をなくしているとき、車の中で聞いた曲はドビッシーの月の光という曲だった。繊細でやさしくきれいなピアノの演奏に心打たれて、沸いてきた浮気心。
これなら最初はゆっくりだからちょっと練習したら弾けるかも?

昔から上手くいかなくなると浮気心が出る悪い癖。そうやってアップグレードではなくダウングレードを選ぼうとする甘い心。世の中そんなに甘いわけではない。電子ピアノを買ったときに付いてきた楽譜の中に月の光の楽譜を発見したので、楽譜もまともに読めないくせにしたから「ドレミファ」と数えて指をなぞると初めのチョロリは出来る。もうちょっとと思うと案の定難しい。そう簡単に出来るわけが無い。

結局慣れた曲、月光を弾く。そして12小節目にチャレンジする気持ちになりました。ちょっとした浮気心を出してしまった自分にもの凄く後悔したが、お陰で飛び越えることが出来ました。

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