今朝は秋を感じるくらいに肌寒い目覚めでした。皆さんは風邪など引いてませんか?
6月の地震、8月の台風に9月の台風と今年の大阪は災害が続きました。
地震で家が傾き、台風で職場がダメージを負い、インターネットが不通となりそれでもめげずにピアノを練習し続けました。習い始めたときはサクラの花が咲く4月からピアノの先生のお宅でレッスンを開始しました。
楽譜はまったく読めない、人生でピアノに触れたのはトータル1分くらい。そんな私が4ヶ月で楽譜を全て弾けるようになりました。長いようで短かったこの4ヶ月。何気なくすごす4ヶ月と何かが出来るようになった4ヶ月ではまったく違うすごし方だったように感じます。
子供の頃から熱中すると直向になる性格だったのですが、仕事が休みでやることが無いときは1日6時間以上練習してました。電子ピアノだったので仕事が遅く深夜に帰ってきても、付き合いでお酒を飲んで帰ってきても、練習は欠かしませんでした。まぁお酒を飲んで帰ってきたときはまるで船の銅鑼の音が聞こえるような旋律でした。
月光と言う曲はピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2 『幻想曲風ソナタ』と言う正式名称ですが、月光と言う名はベートーヴェンが無くなってから、ドイツのレルシュターブという人がそう表現してから月光と世界に広まったのだそうです。音楽に興味を持ち今までベートーヴェンの「べ」の字も気にしたことが無かったのにシューベルトやバッハ等という音楽家の名前が私の会話に気軽に出てくるまで音楽が好きになりました。
まぁ~しかしよく聞きました。お陰で家族からはその曲聞きたくない。ノイローゼになりそう。暗い気分になる。など妻初め子供たちに散々言われましたが、私には素敵な曲に聞こえます。そしてピアノの先生には、1曲弾けるようになるまでというお約束で習いに行ったのですが、先日ついに口がしゃべってしまいました。
「ベートーヴェンの3大ソナタ全部弾けるようになるまでお願いします。」
あほや~~~~!今の調子でがんばれば5年くらいで大丈夫だそうですが、俺はピアニストになるつもりか?
完全にあほです。
本日よりピアノの基礎「ハノン」始めます。(笑)