bead's Taniguchi blog

Hairdresser's daily life

より深いパーマのお勉強

   

最近、筋トレや自転車に乗りウエストが細くなったのに体重が増えて悩んでいるのですが、
ただ単に、脂肪が筋肉に変わったから重くなったのよと言われ、安心しています。

最近のパーマ技術はものすごい勢いで進化しています。

特にウェーブが最たるものです。

一昔前は、きつめにパーマをかけてお家でアミカーラーというやつでマキマキしてからウェーブを出していました。

しかし最近はデジタルパーマの出現で、ほぼ自然乾燥でウェーブが出ます。

しかも縮毛強制した髪の毛もウェーブが出ます。

縮毛強制した経験のある髪の毛に通常のパーマをかけるとそれこそ目も当てれません。

元の癖が出てきてそれに加えてパーマがかかるのですから、結局ガス爆発したみたいな髪の毛になってしまいます。

しかしデジタルパーマの出現で世の中の女性は自然乾燥のウェーブを手に入れてお手入れ時間短縮となったのであります。

そんな画期的なデジタルパーマも、いくつかの問題があります。

熱で処理するパーマなので乾燥が気になります。

髪の内部のたんぱく質が変形することによって、枝毛や切れ毛など手触りの悪い状態になりやすいのです。(もちろんお家でのお手入れをがんばればチョット大丈夫)

可能な限り髪の損傷が少なく、一昔前は「髪は女の命」と言われた大切な髪を扱うビューティシャンですから、信頼と実績と研究と開発と・・・・・・・・etc

が必要だと痛感しています。

我々ビィーズのスタッフは元からオーガニックだのエコだの、クリニックだの、うるさいのですが影ながら毎晩遅くまで残って技術の練習だけをしているのではありません。

「クリープパーマで施術し自然乾燥でこのウェーブ」↓

photo:01

大きなウェーブでしっかりとかかる。

そして乾いてもウェーブダレがしないパーマ・・・・

それがクリープパーマです。

クリープパーマは、最小のパーマ液放置タイムで、髪の損傷を最小限にとどめて、

蒸気と温度調節で微妙に髪の中の目に見えない(コルテックスと言いますが)部品に影響を与えて行きます。

「薬液を変えて右と左で試してみました。モデルのモリモリごめんよ」↓

photo:02

損傷の激しいところと、比較的大丈夫なところ、それぞれをよく見極めて薬液を変えて慎重に施術します。

そうです。お客様の大切な髪の毛を扱うのですから、

命の髪でス。

私たちは、大切な髪を扱う仕事ですから、髪の毛に真剣に向かい合って生きたいと思います。

あと、パーマのかかりにくい方、取れやすい方も比較的大きくしっかりしたウェーブが出るクリープパーマがオススメです。


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