芸術の秋
先日ピアノコンサートに行ってまいりました。
ロシアのピアニスト、バレリーアファナシエフ、本名はワレリー・パヴロヴィチ・アファナシエフと言って日本読みではバレリーになるそうです。小説も書くえらいお方のソロピアノコンサートです。
シンフォニーホールには初めて行きましたが、ずーっと昔にサントリーホールでクラッシックコンサートへ行ったときは皆様正装だったので今回も1年に一回くらいしか着ないスーツを着て行ってまいりました。しかしジーンズ姿の方もチラホラしていて少しテンションは下がりました。
私自身が今年の4月からピアノを習い始め4カ月で楽譜全部弾けるようになったのです。しかしなんでもそうなのですが、弾けるようになり、ビィーズのスタッフが動画撮影をしろとうるさいので、撮影してみたらなんともお粗末な演奏でした。何でもそうなのだと言ったののには、皆さん何となく「ピアノが弾けるようになりたい。」と口にしますが、私は確かにベートーベンピアノソナタ月光を弾けるようになりました。しかし他の曲を弾くことはできません。つまり月光を弾くことが出来るようになっただけでピアノを自由自在に弾きこなせるようになった訳ではないのです。月光を弾けるようになってからがスタートなのです。これからテクニックを上げてスキルを磨き研究して磨きをかけて日々鍛錬をして創ってゆく。そうです私はようやくスタートラインに立ったのです。
自分がピアノを弾いている姿を動画で撮影してみたところ聞くに堪えない様があまりにも悲しく、そして本物のピアニストの引いてる姿を見てみたいと思い、急きょwebで「ピアノ、月光、大阪、月曜日」で検索したところ、10/8日(月)がヒットしました。
祝日と言うのもありほぼ満席状態でした。気が向いたらコンサートレポートします。
月光の次は悲愴と決めていたのですが、ここ数日テンションが下がってきました。なぜなら下手だからです。聞くに堪えない演奏でしかも途中で突然止まる。間違える。しかも引いてる姿や指が綺麗でない。何といってもどこかずれている。いつか必ず磨いて動画アップします。
あ、そうそう同じ時期に同じ意味合いでスタートラインに立った人がもう一人います。当店の石川ですが、美容師の国家試験に見事1発合格しました。彼女も私のように今後数十年間美容の修行の道を進む美容師としてのスタートラインに立ったのです。スタートラインに立つのに3年、そしてそれからが永遠に続く長い道のり。残念ですが私は40年美容師として修業してますが、まだピアノが弾けると同じ意味合いの美容家にはなっていません。そんな意味合いを理解出来たことも含めて今回のピアノを習ったことは意味がありました。
今回石川が受けた美容の国家試験の合格率が50%でした。難しかったのか?とにかく石川おめでとう。