絶対に嘘っぽいこと
仕事帰りになぜか寄ってしまうことが多いところに「コンビニエンスストアー」があります。私はその日の仕事の成果によって晩酌で飲むお酒のランクが変わります。素晴らしい評価を断続的に頂いたときはプレミアムモルツ。まぁまぁの時は一番絞り、普通の時は発泡酒、駄目なの時は水です。(笑)
その日は、そこそこ頑張ったので一番絞りだなと思いつつ毎晩立ち寄るコンビニエンスストアーによりました。最近はワインに酔いしれているので、ワインを飲むことにしましたが銘柄もランクもわからないので適当に一本のワインを選び、ありきたりですが、チーズを選んでいました。
ユニフォームを着た女性従業員さんが私の周りをウロチョロ。ワインを選んでいる時に悩んでいたのでもしかしたらアドバイスでもくれるのかと思い、自意識過剰な私は適当に脳内妄想をしていました。脳内妄想を過剰に膨らませながらチーズ売り場に行きました。しかしユニフォームを着た従業員さんが私の周りから離れません。すると急に「オーナー」と天使のような声で話しかけられました。
サロン内ではどんな時も女性の扱いになれた、熟練美容師としてパフォーマンスしていますが、実は私、女性と話するのが恥ずかしくて仕方の無いオヤジなのです。そうですへタレです。何時の日からそうなったのか覚えていませんが街でお客様に話かけられるとシドロモドロ、モジモジ君になってしまいます。
この日もローソンの中で緊張しまくり、先日モデルになっていただいたお客様ですが、天使のような微笑に脳みその半分は秒速の速さで融解して溶けてなくなりそうでした。私はモジモジ君になり意味不明なものを買って帰ってきました。
信じられないかもしれませんが、サロン内では雄弁にしかも物怖じせずにトークに花咲かせているにも関わらず、サロン外ではヘビー級のヘタレオヤジです。街であったら面白いから話しかけてみてください。(笑)腕なんて組んだ暁には身体の半分が秒速の勢いで溶けてしまうでしょう(笑)