ダラダラ病

明日が休みだと思うとつい深酒をしたり、深夜まで遊んだりして寝る時間を削りたくなります。
それは若いときのこと。さすがにオヤジになるとそれはなくなります。
1週間の疲労が溜まり、お家に帰ってきた頃は「おめめ」が閉じそうになり、夕食を頂くのも忘れて眠気が勝ちます。通常より早く寝るため休日だというのに通常より早くに目が覚めます。
だから早朝トレーニングも十分に出来るし、ロングライドもいけます。

こないだの休日は、数年ぶりの朝寝坊をしようと計画しました。
子供たちを言葉巧みに通常より2時間ばかり遅く寝かしつけ、ほぼ子供と同じ時間から寝ました。
子供さえ起きてこなければ朝寝坊は何ぼでも出来ます。(笑)
だが・・・・
しかし悲しいオヤジの性、早朝5時過ぎに一度目がさめます。
やはりオヤジだな~
我が家は住宅街の交差点の角にあります。
早朝5時と言うのは私のお家の角は犬の散歩の人たちが集うメインストリートです。
交差点の四つ角で朝早くから話し声と犬の鳴き声が頻繁に聞こえてきます。
家の周りは私の家を除くほぼ犬を飼っています。
四つ角に着た犬が鳴き始めると、近所の犬も一斉に鳴き始めます。
ものすごい数の犬がいるのだと改めて感じます。

ちょっとした騒音で目が覚めてしまう所がオヤジの証拠でしょう。
知り合いは深夜の新聞配達のバイクの音で目が覚めるといってました。
あと10年もすれば私もそうなるに違いありません。

前日の苦労も成功し、5時に目が覚めるももう一度がんばって寝ることに成功した私は、朝10時まで寝ることが出来ました。
ものすごい達成感がありました。
ダラダラとリビングに行きダラダラと朝食を食べました。
そのダラダラが若くなったような錯覚すら感じさせてくれました。

しかしその後、ものすごい罪悪感に駆られたのでした。
十分に早朝ランニングが出来たはず。
早朝からロングライドにいけたはず。
朝からプールにいけたはず。
練習をしないことの罪悪感と時間を無駄にした後悔がものすごい勢いで私を襲います。

だが時はすでに遅し。
私の1日はダラダラで始まったので今から改善しようにもどうにもなりません。
ダラダラと後悔の狭間で、根性絞って子供たちに「プール行く人?」と言うと
子供たちは喜んで「いく!」と言ってくれました。
妻には自由時間を与えることが出来る、子供も喜ぶ、私も練習が出来る。
すばらしい相乗効果!

場所は交野のワクワクプール。

image

私がホームプールにしている愛着あるプールです。
子供たちをメインプールの横にある小さな滑り台つきプールで遊ばせて私はその間に練習というすばらしい計画を立てて本日の罪悪感を拭う予定でした。
子供たちを勝手に遊ばせて私は早速練習と思い、かる~くアップ。
するとサイドの子供用プールから子供2人が私の元へ走ってくるではありませんか?
どうしたのかと聞いてみると。

「お父さんかお母さんが一緒でじゃないと滑り台のプールに入れない」

なんですと~!そこまで付き添いが必要とな!

仕方なく渋々子供たちの側で自分も何か練習できないかと考えた。
そうだ、身体のインナーマッスルを鍛えることも出来るという、浮く練習をしてコアを鍛えようと考えました。
しかしあえなく撃沈。
いも洗い状態の子供プール。ただでも狭い上大人の私が浮いていたんじゃ余計に狭くなります。
しかもよその子供たちが乗ってくる、蹴ってくる、叩いてくる。
まるで出場たこともないけどトライアスロンのスイムのバトルの練習のようです。
しかも攻撃を受けるだけでこちらから攻撃できないほぼやられぱなし状態です。

結局子供と交渉して、休憩時間を無理やり作りその間少しだけ泳いで、350m泳いで顔を上げたところでプールから見えるかき氷の旗を指差して食べたいと駄々こね始めたので私の練習は350mで終了。
一日いいお父さんであったのですが、心の中は罪悪感でいっぱいでした。
ダラダラが収まらず、一日無気力で有りました。
1日の始まりがシャッキっとしているとシャッキとした1日。
ダラダラで始まるとダラダラな1日。
そういう意味でも早朝トレーニングはすばらしいと思います。
休みの日は子供が寝ている間にトレーニングをすることにします。


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